電波系の意味とは?【読み方・語源なども解説】
【電波系】という言葉の意味や語源などを解説します。
また最後に【電波系】の使い方について例文を用いて紹介しています。
【電波系】の意味
【電波系】とは「妄想的であったり、理解しがたく意味不明な主張をしたり、支離滅裂なことを公言する人」を意味する俗語で、若者言葉・ネット用語として使われることが多いスラング。
いわゆる「イッちゃっている人」という意味合いを含んだ隠語的なスラングです。
【電波系】の読み方
【電波系】の読み方は「でんぱけい」です。
【電波系】の語源・言葉の由来
【電波系】の語源は、精神を病んでいる人の一部に「テレパシーや電波などで自分がコントロールされている」といった被害妄想や幻覚の症状を訴えるケースがあることが由来となっていると考えられます。
なお、このような「電波うんぬん」を被害妄想的に訴えることがあるということが一般的に認知され出したキッカケとして、
1981年(昭和56年)の深川通り魔殺人事件の犯人が、自らの行動を「電波が命令した」と証言した
ウィキペディア
ということが大きな要因になっていると考えられます。
ただ、若者言葉・ネット用語として使われる「単純におかしな言動をしたり意味不明な主張をする人」という意味合いでの【電波系】が知れ渡るようになったのは、サブカルチャーやオタク系の媒体で取り上げられることが多かったというのが大きく影響していると思われます。
【電波系】の類語・言い換え
【電波系】の類語・言い換えとして、「デンパ」もしくは「デムパ」と表現されることもあります。
【電波系】の使い方
ここでは【電波系】の使い方として実践的かつ具体的な例文を紹介します。
【電波系】を使った例文
何年か前までは不思議ちゃん扱いされてたけど、ここんとこは電波系と囁かれるようになった。
うちの部署に入ってきた電波系男子の理解に苦しむ言動が職場環境をザワつかせている。
アニメやドラマといった虚構の世界での電波系キャラはエキセントリックさに魅力を感じるな愛もあるが、リアルな世界かつ身近に電波系の人が存在すると恐怖を感じる時がある。