〇〇ロスの意味とは?【語源なども解説】
【〇〇ロス】という言葉の意味や語源などを解説します。
また最後に【〇〇ロス】の使い方について例文を用いて紹介しています。
【〇〇ロス】の意味
【ロス】とは「失う」などの意味を持つ英語の「lose」ですが、「〇〇ロス」というフレーズで使われる場合は「〇〇を失ったことによる喪失感・虚脱感」という意味合いを含んだ俗語です。
〇〇の対象となるものは限定されておらず、人物である場合もあれば物事などのパターンもあります。
例えば、好きだった芸能人などが結婚をしたことによる喪失感を表現する際には「●●(その芸能人の名前)ロス」という使い方がされますし、
毎回見ていた好きなドラマが最終回を迎えて終了してしまったことで楽しみがなくなったという空虚感を表現する際には「●●(そのドラマのタイトルや略称)ロス」という使い方がされます。
【〇〇ロス】の語源・言葉の由来
【〇〇ロス】の語源は既述の通り英語の「lose」です。
「lose」には「失う、見失う、敗れる」など、いろんなニュアンスの意味を持つ単語なのですが、その一つに
(大切なものを)なくす
goo辞書
(希望・興味・自信などを)喪失する
といった意味合いがあります。
【〇〇ロス】という俗語が日本で使われ始めたのは、「ペットロス症候群」が由来と言われます。
ペットロス症候群
ウィキペディア
ペットと死別したり、ペットが行方不明になったり、盗難に遭ったりしたことなどを契機に発生する、疾患ないし心身の症状のこと。
その後、2013年にNHKで放送されて社会現象を起こすほどの人気となった連続テレビ小説『あまちゃん』が終了したことによる喪失感を表現した「あまロス(あまちゃんロス症候群)」が、その年の『ユーキャン新語・流行語大賞』にノミネートされた影響もあり、【〇〇ロス】というスラングの認知度が広まりました。
【〇〇ロス】の使い方
ここでは【〇〇ロス】の使い方として実践的かつ具体的な例文を紹介します。
【〇〇ロス】を使った例文
しょっちゅうお昼に食べに行ってた〇〇っていう定食屋さんが閉店しちゃったんで、現在〇〇ロス中。
【A】とうとう〇〇さん結婚しちゃったね。
【B】暫くは〇〇ロスから立ち直れそうにないよ。