KS・ksの意味とは?【語源なども解説】
【KS・ks】という言葉の意味や語源などを解説します。
また最後に【KS・ks】の使い方について例文を用いて紹介します。
【KS・ks】の意味
【KS・ks】には若者言葉とネット用語として、「既読スルー」と「カス(クソ)」という全く異なる2つの意味があります。
【KS】の1つ目の意味は「既読スルー」。
既読スルーとは、LINE(メッセンジャーアプリ)で受信者が送られてきたメッセージを読んだのに送信者に返信しないまま放置すること。
理由はどうあれ「既に読んでるが受け流す・無視するといった(スルー)」状態。
【ks】のもう1つの意味は「カス(クソ)」。
こちらは若者言葉というより、掲示板などで相手を馬鹿にしたり罵る意味合いの際に使われるネット用語。
読み方としては「カス」とする方が一般的で多いものの、「クソ」として使われるケースもあり。
【KS・ks】の語源・言葉の由来
「既読スルー」という意味合いの【KS】の語源は、単純に「kidoku suru-」とローマ字表記した際の頭文字を取った略語です。
本来「スルー」を英語表記すると「through」なので【KT】となるはずですが、若者言葉なんでそこに正確性を求めても意味はなく“それはそれ、これはこれ”的な感覚ということで。
「カス(クソ)」という意味合いの【ks】の語源も同じパターンで、「ka・su」とローマ字表記した際の略語です。
「ku・so」も同様に略したら【ks】となるんで、「クソ」として使っている場合もある模様。
そもそもは掲示板サイト『2ちゃんねる(現在は5ちゃんねる)』にて、相手を罵倒する意味合いの書き込みとして使われ出したのが由来。
【KS・ks】の使い方
ここでは【KS・ks】の使い方として実践的かつ具体的な例文を使って解説します。
【KS】を使った例文「既読スルー」編
ごめん、昨日いろいろあってKSしちゃってた。
これは本当のところはどうあれ、メッセージを既読スルーしてしまっていたあらゆるケースで使える正に万能薬的な例文です。
言い訳じみたことをツラツラと書くよりも、この文言ひとつで相手の様々な感情をやわらげてくれること請け合いです。
ねぇ、KSしないでよ。何かあった?
これは親しい間柄という前提で、自分が送ったメッセージを相手側が既読スルーしたままの状況の際に使えるパターン。
相手のご機嫌を損ねた可能性があるのが原因かもという場合には、
KSしないでよ〜。もしかして怒ってる?
という応用パターンを使えば、ご機嫌を伺うことができるかも。
【ks】を使った例文「カス(クソ)」編
年代はどうあれ紳士淑女の皆さんであれば、「カス(クソ)」の意味として【ks】を使う機会はほぼほぼないであろうと想像しますが、万が一を無理くり想定して例文を載せておきます。
お前なんか二度と顔も見たくないks
どうしようもないksには何を言っても時間の無駄だ。
どちらもあまりにも酷い言動や理不尽な対応をされて怒り心頭となった場合の使い方ですが、直接相手に伝えると更なるトラブルを引き起こす可能性が多大にありそうなので寸止めにしておきましょう。
どうしても気が収まらない時には、日記か自分専用のメモ帳などに殴り書きして発散しておくのがベターです。