えぐいとは【意味と使い方】

えぐいの意味とは？【語源なども解説】

【えぐい】という言葉の意味や語源などを解説します。
また最後に【えぐい】の使い方について例文を用いて紹介しています。

【えぐい】の意味

【えぐい】とは本来下記のような意味があります。

・あくが強くてのどを刺激するような味や感じがする。
・俗に、むごたらしいさま。また、どぎついさま。

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ただ、若者言葉やネット用語として日常使われている【えぐい】というコトバには、良い意味合いとしても悪い意味合いとしても使われ、実にさまざまなニュアンスが含まれています。

広範囲な使われ方がされる俗語なので端的に述べるのは難しいのですが、ザックリと捉えるとすれば「すごい〇〇」「めちゃくちゃ〇〇」といったように、平凡ではなく際立っていたり傑出した物や様子を表現する場合によく使われるというのがポイントです。

具体的な例としては、後述する【えぐい】の使い方の項目を参照してくださいませ。

【えぐい】の語源・言葉の由来

【えぐい】の語源は、先に述べた本来の意味の一つにある「俗に、むごたらしいさま。また、どぎついさま。」の“どぎついさま”から解釈が“並はずれて”というような広範囲の意味合いで使われ出したという説。

また、「度を過ごして露骨に表現するさま」や「情け容赦もない。」という意味合いがある関西地方の方言「えげつない」が語源ではないかという説もあります。

【えぐい】の使い方

ここでは【えぐい】の使い方として実践的かつ具体的な例文を使って解説します。

【えぐい】を使った例文

例えば、〇〇というスポーツ選手が神がかったようなすごいプレーをしたのを見た際によく言われそうなフレーズが次の例文。

また、今まで食べたことほど美味しいケーキを食べた後に発しそうな言葉として

他にも、例えば趣味でフィギュアを収集している友人の部屋を訪れて、その膨大な数を実際に目の当たりにして

上記の３つの例は【えぐい】をプラスな感情・ポジティブな意味合いとして使っていますが、逆のマイナスイメージ・ネガティブな意味合いとしても使われます。

例えば、すごく凄惨であったり衝撃的な映像が使われた映画やニュース、動画などを見て

とか、無慈悲で冷酷な言動をしている人などを念頭において

といった使い方がされます。