メタ発言の意味とは?【語源なども解説】
【メタ発言】という言葉の意味や語源などを解説します。
また最後に【メタ発言】の使い方について例文を用いて紹介しています。
【メタ発言】の意味
【メタ発言】とは漫画やアニメ、ゲーム、小説といった創作作品に登場するキャラクターや登場人物が読者や視聴者側に向かって、フィクションの世界観から外れた現実界のリアルな内容の発言を作中ですること意味するスラング。
例えば、テレビアニメに登場しているキャラクターが、
この番組を見ている皆さんはどう思います?
といったニュアンスのことを視聴者に向けて問いかけてきたり、
ここんとこ作者が多忙なんで、背景画が雑になってるけどお許しのほどを
というように、作者や制作サイドのリアルな事情などを登場するキャラが言及する事が【メタ発言】です。
【メタ発言】の語源・言葉の由来
【メタ発言】の語源は「メタフィクション発言」で、この言葉を省略したスラングです。
「メタフィクション」とは、
フィクションについてのフィクション。小説を扱った小説。
ウィキペディア
という意味合いで、読者や視聴者に虚構の世界と現実世界の境界に曖昧さを抱かせる手法のことを指します。
【メタ発言】の使い方
ここでは【メタ発言】の使い方として実践的かつ具体的な例文を紹介します。
【メタ発言】を使った例文
漫画やアニメのメタ発言を面白いという人もいれば、シリアス系の作品でメタ発言されると萎えるんで嫌いという人も結構いる。
ドラえもんの『無人島へ家出』という話に中で、のび太が「ぼくがおとなになったら、このまんがおしまいじゃないか!」というメタ発言をしてた。